D4C いともたやすく行われるえげつない行為

この半年、僕は数え切れないえげつない行為をした。

その大半はいともたやすくおこなわれるのだ。

僕はそのスタンド、D4Cをやめたい。

やめられるものならやめたい。

僕がそのスタンドに目覚めたのは小学生の時だ。

それから、多かれ少なかれずっと発動している。

スタンドは自分で出したり引っ込めたりできるはずだが、僕の場合はずっと出っ放し。

事あるごとにD4Cができないものかと企んでしまう。

D4C!!

いともたやすく行われるえげつない行為

D4C 何のための人生か

いともたやすく行われるえげつない行為なだけに終わるのも一瞬だ。

そう、人生の終着駅。

いくらお金がなくともいいじゃないか。

お嫁さんがいなくてもいいじゃないか。

子供がいなくてもいいじゃないか。

くるしまぎれに放ったD4Cが、人生のすべてを狂わすのだ。

今の俺は守られている。

D4Cをやろうとしたところで未遂なのだ。

天の神様が遠ざけてくれているのだ。

標的を。

そう、なのだ、守られているのだ。

もう、今限りで終わろう、D4Cを。